以前、庭にどこから飛んできたのか

花に虫はツキモノ。花が咲くとハチが飛んで、虫ギライな私はいつも恐れおののいています。以前、庭にどこから飛んできたのか、珍しい野花が咲いていたので、部屋に摘み帰ると、中からハナグモが一斉に這い出してきて、大変な事態になったことがありました。ハナグモは全身が鮮やかな黄緑色のミニサイズの蜘蛛です。別に害は成しませんが、足の多い生き物はなんだか怖いです。でもそのときの時刻が朝だったので、「朝蜘蛛は縁起が良い」にならって、庭に放してあげました。

足が多い虫はもちろん怖いのですが、足がない生き物もちょっと怖かったりします。ミミズやナメクジです。でもカタツムリはカラつきなので、持ち運ぶことができます。カタツムリやカエルがあじさいに乗っていると、「梅にウグイス」のようにしっくりくるので、なんだか嬉しくなります。

子供のころは平気で触っていた虫たち。今、なぜこんなに怖いのかよくわかりません。ミミズも普通につまんでいましたし、ダンゴムシも丸めて遊んでいた気がしますが…。いつの間にか虫や小さな生き物に対して臆病になっていました。なぜなんでしょうか。

庭に遊びにくる虫で、一番のお気に入りは、オハグロトンボです。あれだけは怖がらずに近づけます。家の前が川なので(田舎ですね)、ヤゴが成虫になって我が家に毎年遊びにきます。ふつうのオニヤンマなどは怖いのですが、オハグロトンボはイトトンボをカラスの濡れ羽色にした感じで、四枚の漆黒の翅をバラバラに動かして、ふわふわと飛ぶので可愛いです。大型トンボのように顔も怖くなく、動きが鈍いのがいいですね。オハグロが飛来すると、いつも庭に出て近づいてみます。

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